石見銀山学習
■石見銀山学習について
石見銀山学習は、ESD(持続可能な開発のための教育)の考えに基づいています。
ごく身近な地域への学びから、大田市の歴史文化が世界遺産である石見銀山遺跡と深い関わりがあることを知り、そこから視野を世界に広げる学びの体系です。
石見銀山は学びの分野として幅広く、地域的な関係性も世界にまで広がります。自然科学、歴史文化、社会地理、文化財の保全、地域づくりなどにまたがり、どこからアプローチすべきか戸惑いを覚えることもあると思われます。
まずは石見銀山遺跡の現地を訪れることからはじめ、体験を通じて得た知識をもとに探求を深めることで、実りある学習になることを願っています。
※こちらも参考にしてください→石見銀山学習ハンドブック
■石見銀山基金
石見銀山学習は、石見銀山基金によって支援されています。
石見銀山基金は民間からの寄附と行政の拠出金からなり、石見銀山遺跡の保存と活用をとおして地域の持続的な発展を目指す事業に使われる基金です。
学習に基金の利用にあたっては、石見銀山協働会議が補助金申請の受付等を行います。
学習計画の段階からご相談いただけると、プランや講師の紹介もできますので、お気軽にお声がけください。
なお、基金の申請と交付では協働会議と大田市(石見銀山課)のそれぞれに手続きを行うことにはんざつさを感じられるかも知れません。この手続きは、民間の寄附によって成り立っている基金を使うためであることをご理解いただくとともに、児童生徒の皆さんにも市民の支援があることでこの学習ができることをお伝えいただけると幸いです。
■補助金申請と実施のながれ
学習計画立案
募集要項をご確認のうえ、年度の早い時期に石見銀山課や協働会議にご相談ください
計画の内容と必要事項を要望書の様式に記入してください

石見銀山基金事業要望書提出
学習開始の1ヶ月前までに、石見銀山協働会議にメールで提出してください
事業選定通知まで最短で2週間かかります。
内容によっては認められない場合や計画の見直しをお願いする場合もあります

補助金交付申請書提出
石見銀山協働会議に提出してください
石見銀山課で受理後、交付決定通知書が届きます

補助金概算払請求書提出
概算払い請求しない場合は不要です

学習実施

報告書・補助金請求書提出
大田市の小中学校は、別途、報告概要を学校間の「共有フォルダ」に保存してください

補助金交付