企業・団体ボランティア「銀山手子衆」募集
研修や社会奉仕活動として世界遺産の保全活動を行いませんか?
計画から地域との調整を石見銀山協働会議がお手伝いします。
石見銀山だから体験、経験できること
●世界遺産の基本となるユネスコの精神と社会貢献の意識を知ることができます
●歴史文化や自然環境と社会活動の調和、共生について考える機会になります
●地元との調整や歴史、取り組みなどの講師斡旋を石見銀山協働会議が行います
協力をお願いしたい内容
●活動内容
除草作業、ゴミ拾い、倒木・流木の片付けなど
●活動場所
石見銀山遺跡地内 ※具体的な場所は石見銀山協働会議事務局へご相談ください
実施にあたって
1.石見銀山協働会議へご相談ください。活動場所、内容を地元自治会等と調整します。
2.作業の実施は企業、各団体の自主活動ですが、回収したゴミの処理等は
「石見銀山基金(注)」が協力できる場合があります。
3.国立三瓶青少年交流の家を利用して1泊以上の研修プログラムとすることができます。
(注)石見銀山基金事業の「保全活動事業」への申請も可能です。
石見銀山遺跡の保全活動協力をお願いする理由
石見銀山遺跡は、採掘跡のほか鉱山町と港町、港、街道、山城で構成される広大な遺跡です。ここには1950年代までさかのぼる住民の自主的な保全活動が、国史跡への指定、世界遺産登録への歩みにつながった歴史があります。
今も住民が中心となった活動が行われていますが、広い遺跡全体の維持にはより多くの方の支援を必要としています。企業や各種団体の皆様の力をお貸しいただけると幸いです。
石見銀山協働会議と石見銀山基金が活動を支援
石見銀山協働会議は、民間が石見銀山遺跡の保全や活用に関わる活動を支援するNPO法人です。企業や団体の皆さまに活動を実施していただく場合、自主的に実施していただくことになりますが、活動場所や内容の相談、行政や地元住民団体との調整は石見銀山協働会議がお手伝いします。
市民活動を支援する「石見銀山基金」には保全活動への補助制度があり、活動で収集したゴミの運搬、処分費用を支援できる場合があります。
また、研修としてボランティア活動を実施する場合、石見銀山遺跡に関わる話題をお話しする講師を紹介します。
宿泊研修施設
大田市内の国立三瓶青少年交流の家は、企業研修向けのプログラムが用意されており、石見銀山遺跡での活動以外の研修項目も実施できます。詳しくは直接お問い合わせください。
10人程度までの宿泊研修には、石見銀山遺跡地内(大森町)の宗岡家住宅も利用できます。宗岡家住宅は宿泊のみの施設です。
募集型の清掃活動「クリーン銀山」の実施
例年10月に市民や企業を対象に参加者を募る清掃活動「クリーン銀山」を行っています。作業の場所や内容、必要な道具は石見銀山協働会議であらかじめ準備するため、参加される皆さまに用意していただく必要がありません。
具体的な実施日は、石見銀山協働会議のホームページでご案内します。
ボランティア実施団体の声
株式会社 須山商事(大田市大田町)
平成22年から大森町内の銀山川の清掃ボランティア活動を開始し、令和5年で14年目になります。
世界遺産である石見銀山遺跡の環境整備活動の一環とし、観光にお越しになられた方々に大森町の綺麗な風景を見て頂くために、毎年実施しています。
東幸建設株式会社(大田市大田町)
弊社は、石見銀山周辺での清掃活動に取り組み、約30年になります。当初は遺跡周辺には草木が生茂り、人が立ち入ることに困難な場所もあったことから、地元に眠る遺跡の姿を一人でも多くの方に見ていただきたいという想いから始まりました。
今では世界遺産として多くの方が訪れる場所となっています。自分達にできる取組の一つとして、今後も活動を続けて行きたいと思います。